2019-03-12 第198回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
あともう一つは、為替の影響、円高期待というものがございます。ただ、これは輸入業者の方がこの二つのことを考えて、昨年十二月の牛肉の通関を控えて一月に繰り越したということでございますので、そういう意味では特殊な要因ということでございます。
あともう一つは、為替の影響、円高期待というものがございます。ただ、これは輸入業者の方がこの二つのことを考えて、昨年十二月の牛肉の通関を控えて一月に繰り越したということでございますので、そういう意味では特殊な要因ということでございます。
このような中、一月の牛肉の輸入量でありますけれども、五万五百七十四トンでありまして、前年度の同月比一四二%と増加をいたしておりますが、これは、TPP11の発効に伴う関税の引下げ、さらには通関時の為替の影響、特に輸入量の九割超を占める米国産及び豪州産牛肉に係る円高期待によりまして、輸入業者が昨年十二月の牛肉の通関を控えまして本年一月に繰り越したという特殊要因によるものではないかと考えられております。
一月の牛肉の輸入量は、御指摘ございましたとおり、五万五百七十四トンということで、前年度同月比一四二%と増加してございますが、これは、TPP11の発効に伴う関税の引下げ、また円高期待等の為替の影響等によって、輸入業者が昨年十二月の牛肉の通関を控えまして、本年一月に繰り越したことによるものではないかというふうに考えてございます。
となりますと、円高期待が続く限りこういう状況が続いてしまうというのか、続くというのか、そういうようなことでよろしいのかと思います。 また土居先生に続きましてお尋ねをさせていただきたいと思います。それは、金利の上昇の問題です。 例えば、先生の資料の十ページで、これは財務省の資料ですけれども、名目経済成長率が上がれば金利も上昇というふうに書いていただいております。私は、ここにかなり疑問があります。
米国の輸出促進につながるからだと語り、言うならば円高期待をはっきりと明言したわけであります。恐らくこれから開かれるロンドンのG7において、為替相場についてこれ以上の円高を食いとめたいとする日本と緩やかな円高を容認する構えの米欧との間で綱引きがされるであろうと予想されます。
これが今アメリカの景気回復の牽引的役割をしております個人消費を圧迫するのではないかという懸念が出てきておること、あるいは具体的な財政赤字削減が出ておりますので、それから出ましたことからのドル金利が低下しているということ、さらにもう一つ大きいのは、二月十九日になりますが、ベンツェン米財務長官が一層の円高が望ましいということを、明確に円高期待を表明をした。
もう一つ、やはり大きな背景といいましょうかそうした思惑が浮上してきたのは、二月十九日に、アメリカのベンツェン財務長官が一層の円高が望ましいということを、明確に円高期待を表明された、こうしたことが背景になっているのではないかというふうに私どもは見ているわけでございます。
これは別にどうだという話ではないのですが、そんなことが非常に神経過敏に受け取られて円高期待だというような話になってしまったというようなことでありまして、私はどうも反応が過敏過ぎるのじゃないかな、こう見ております。
いずれにしても、中期的には我が国の経済のファンダメンタルズはいいわけでございますから、したがって、私どもは今後とも円高期待という考え方を基調として持っておるわけであります。そして、具体的にはいついかなるときとは言えませんものの、いわば去る一月の五カ国蔵相会議で合意いたしましたように、協調介入等々の措置をとることによって市場にシグナルを送っていくという考え方を持っておるところであります。
特に円高期待体質であるということは紛れもない事実であろうと私は思います。いつも指摘されておるとおり、先ほども連盟の会長がおっしゃいましたけれども、石油業界の自己資本率、製造業全体では自己資本率は約二五%ありますけれども、石油業界のそれは五十六年度ではわずか四・二二%にすぎません。ですから、輸入代金や外貨債務残高が増加いたしまして、為替リスクの規模も当然拡大するわけであります。
したがって、今後も円が高くなる、円高期待感、そういうものが業界にあって、そして依然として踏み切れない。これが第一です。 第二は、今度は逆に、円安で差損が出て損をしても、その損は容易に価格に転嫁をして製品の値上げをやれば済む、そういうことがいままで繰り返されてきた。私は現実にそういうことを指摘をしたいのです。
為替差損を回避するためには、御承知のとおり先ほどから話が出ておりますように、輸入ドル・ユーザンス残高を減らし、円金融、円ユーザンスをふやすか、あるいは原油購入後できるだけ早い時点でユーザンス決済時の為替レートを確定するための為替予約をすることが考えられるということでありますが、どうも石油会社はいままで全体としては円高によるメリットの方が多かったという感覚といいましょうか、あるそうでありまして、どうも円高期待感